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◆私ことkctaoiのブログです。 ◆原作者様、公式各社企業様とは全く関係御座いません。 ◆文章・画像の無断転載はお止めください。 ◆2013.7.17◆
ポケモン映画を見てきました!!!
一個前の記事で書いた通りなんですが二回見に行っての感想です。
二回見ると一回目は気づけなかったこととか色々見えてきて楽しかったですね…
あとこの話、けっこう考察の余地があるなと思ったりしました。

残りは続きにしまいます!
ネタバレ大丈夫な方のみどうぞ!!!






初っ端のザルードの歌でちょっとびびったのは内緒だ!!!
強い者が森を支配して、弱い者から奪うことが当たり前な価値観を持っている感じだったんですね。少し後のシーンでも、ザルード同士の喧嘩のシーンと、周囲がそれを見ながら盛り上がってるのとか見てると、攻撃的な種族っていうのがよくわかる描写がされてるとこ、すごく良かったと思います。
赤ちゃんのココが最初泣いてたのに、ザルードを見たとたんにぱあっと笑顔になったのがほんとに可愛いし、それに振り回されてしまうザルードがギャグチックで思わず笑ってしまうようなシーンなんですけど、そのあと赤ちゃんのココを連れて群れに戻ったらみんなに責められて、その声を背に群れから去る流れの緩急の付け方が大変好きですね…

オープニングでザルードが子育てに奮闘する様子も健気で良かったです。起きたら家が燃えてるの何度見ても笑ってしまう無理()
街においてこようとするも、車にひかれそうになって咄嗟に助けてしまって、結局手放すことは出来ずに自分の子として育てて、ココが立派に成長して一緒にジャングルを飛び回っていて…というところでオープニングが終わり、親子二人で木の実を食べに出かけたら、ポケモンたちが何やら騒がしく…

ちょっと!!!!!!!!!
クチートチャンいるじゃん!!!!!!!!!!
え?聞いてないんですけど推しが出るなんて…
ココになんか訴える時に後ろの口も一緒にパクパクしてんの可愛すぎない?待って?何???画面端に映る姿ですら可愛いんですが…???
親子が様子を見てみると、食べごろだった木の実が食い荒らされていて、神木に住むザルードの仕業だと察した親子。他のポケモンたちにとっては、神木に住んでるのもココのとうちゃんも同じ種族なのでとうちゃんを責め、とうちゃんはそれに対して逆ギレして皆を脅かしてしまう始末。
おこなクチートチャンも可愛いね!?
びびって逃げ出すのも可愛いね!?!??!?!?!

推しがこんなにも可愛い…何度でも見る価値あるわ…

木の実の栽培を提案するシーンで、やっぱり人間的な思考だな…と思いました。
ポケモンにとっては「考えもしないこと」なんですよね…ココがポケモンたちと仲良くするのは、どっちかっていうと同種族としかつるまないザルード的に異質な感じなんですね。

サトシパート開始時、ママに電話で心配されるもそこそこに聞いて走り出したサトシに、ピカチュウが「ピーカ?」って言ったあと「いいのいいの!ママの長い話聞いてたら日が暮れちゃうよ!」って言ってて、ピカチュウが「いいの?」のアクセントで鳴いてたのに気づきました。もしかして全編喋りに変換できるようになってるんだろうか…あれ…
ジャングル探検、大体ウッウに持っていかれてたな…ピカチュウうのミサイル可愛い…というかジャングルを探検しててココと出会うのかと思ったら、ファーストコンタクトは森じゃなかったんですね。

治癒の泉を探す企業の存在を知ったサトシやロケット団の視点、その存在を当然知っているが、ザルードの縄張りなので近づいてはいけないことになっているココたち親子や森のポケモンたちの視点、二つの視点から見ることで、この時点で胸騒ぎを覚える感じはしますね。

友達のフライゴン(っていうか君も推しなんだがこんなに推し出ていいのかこの映画やばいな)を治そうと治癒の泉を借り、縄張り内のザルードに咎められても怯まず言い返すココの勇ましさよ…しかし戦おうと立ち向かっても歯が立たず、「自分はザルードじゃないんだ」「自分は技も使えないし、体の色も違うし」「自分は何者なんだ」と言うココに、頑なにお前はザルードなんだと言い張るとうちゃん…あまりにも不器用…
自分は一体何者なのかという考えを振り払うように森を飛び回っていたら、太い水道管にぶつかって気絶してしまい、滝つぼに落ちたココ。そこへ泳いでくるかのマサラ人…
困惑してとりあえず報告に行くかと走り出したのに、落とした木の実を回収するホシガリス可愛い…ていうかこの映画、全編通してホシガリスを愛でる映画じゃない?????ホシガリス可愛いよホシガリス…

サトシに救出されてベッドで目を覚まし、戸惑って森の中と同じように行動するココ。初見、ここでやっとココが実際はザルード語を喋っていて、ココたちの森の視点の時のみ、ザルードたちの喋っていることがわかるという仕様になっていることに気付きました。上手いなあ…
驚いて暴れ出した街のポケモンを大人しくさせても、人を怖がって逃げてしまうのが本当に野生動物並なのに、サトシが全然気にせず普通に接してるのがさすがマサラ人…俺たちに出来ないことを平然とやってのける!!!
サトシが「俺はサトシ!こっちは相棒のピカチュウ!」っていうのと同じ感じで、ピカチュウが「ピカ、ピカチュウ。ピィカ、ピカピ(ぼく、ピカチュウ。こっちはサトシ)」ってやってるのが可愛かった。あんまり見ない光景…ココも最初「ピカピ」っていうの可愛いな!

服着て一緒に町を歩いたり、アイス食べたり、野外ライブやバトルを見たりするシーン、流れている曲もすごく楽しい曲で好きだし、ああ~~これは夏に見たかった!という気持ちに…
所見で野外ライブでドラマーしてるゴリラと、バトルしてるエスバを見て、あれ?インテ…あれ…?って思ってたら、アイス買うシーンで後ろに居たの二回目で気づきました…トレーナーと二人でアイス選んでる~~!!!かわいい~~~!!!
隊列とヘイチョー助けるシーンで、最初は訝しんでた皆がココを引っ張ってくれるシーン、すごく心温まるエピソードでした…(初回一緒に見に行った弟はここで泣いたらしいです)
隊列の動きいちいち可愛いな!
町長がしてるセレビィの話、二回目にしてやっと真面目に聞いたけど、けっこう重要というか、考察の手がかりになる感じのこと言ってたんですね…。
ザルード長老の話もけっこうぼやかしてしか語られなくて、ちゃんと話として完結はしてるけど、考察の余地もあるというか、こういうの珍しいな…とおもいました。

街で見かけた親子イエッちゃん連れてるんですけど!?!?!!?!パパン!!!!そこ変わって!!!わたしもイエちゃんとおてて繋ぐ!!!!(ジタバタ)

その後、サトシを森に連れて来て、とうちゃんザルードとサトシを引き合わせ、そこで自分は人間だった、なんで教えてくれなかったのかと詰問して、言い争っている二人に、ピカチュウはその言葉の意味が分かるから、ちょっと悲しそうな顔してるんですよね…。
遅かれ早かれこうなることは分かってた、と言って、研究所跡で真実を話して聞かせたあと、ココに選択をゆだねるとうちゃん。このあと、サトシが自分のパパについて言及するところ、アニメでは初めてと言われているんですけど、すごい前のアニポケで少しだけ語られるシーンがあったような、ぼんやりした記憶もある…。
ココの実親の手がかりを探して、治癒の泉を探して水質の調査をしていた企業に行きつくサトシとココ。
調査基地では悪だくみしているロケット団が…コジロウとニャースに全部やらせてお菓子むさぼってるムサシ、歪みねえな…ほんと余計なことしかしてなくてわろた…でもこれ全部後のシーンへの布石なんですよね。

部屋に入るの嫌がるとかいう時点で怪しさがすごい!!!博士、色々な山ちゃんが聞けて楽しかったですね。
基地にきて博士と出会ったことで、ココの身上と本当の名前は判明したものの、両親である夫妻は交通事故で亡くなっているという話を聞いて、写真をココに持たせて「この人たちはもう…いないんだって」と言うサトシの表情とか、ちょっと泣きかける…
しかし、直後にココの持っていたペンダントに入っていたデータから、治癒の泉を生み出す神木の写真が出てきました。そりゃ当然、場所を教えてくれって言いますよね…でもココにとっては近づいてはいけない場所だから教えずに走り去るのもまあ当然なわけですが…。

そのあと、一人で神木の見える場所でこれからどうしようか悩んでいるココ、肩にくっついた発信機に気付きます。疑問に思っていると、直後に森の木々を破壊する重機が現れ、「君たちを利用させてもらいました」と悪びれもせずに言い放つ博士…実はココが施設を立ち去る前、上手いこと発信機をつけてたんですね。悪役として百点満点すぎる。
抵抗するサトシとココたちを拘束してトラックに閉じ込め、重機で破壊の限りを尽くし、とうちゃんと神木のつだけんザルードが止めようとするも、歯が立ちません。なんだこのつよつよメカは…。

一方、トラックの見張りを頼まれたところで、大事な暗号キーを飲み込んだウッウを発見したR団、ピカチュウを利用して吐き出させることを思いつき、その為にピカチュウを解放することを天秤にかけた結果、キーを取り戻すことにするわけですが、無理矢理なように見えて、ムサシの場当たり的な思考ならやりかねないな…みたいな感じがあるんですよね。

トラックから脱出するためにアリアドスの糸をかみちぎるマサラ人、さすがマサラ人だな…
電光石火でトラックの扉を破ろうとしたところ、外でウッウセットしたR団が扉を開けて勢い余って飛んでいくピカチュウ、ウッウのお口に見事にINして最初と同じく電撃を浴びせたところ(なおムサニャとソーナンスも巻き添え)キーを吐き出して、それを拾い上げてしたり顔のコジロウに、サトシが「あのー、逃げても…」って言うのめっちゃ笑っちゃった…「あぁ!いいのいいの!」じゃねえだろ!!!
そのあとウッウに咥えられたの見て、やはりコジロウはそういう宿命なんだと思いました。なんか懐かしいなこの感じ…アローラ終わってから見てないもんな…

一方、神木にアンカーを打ち込み、本当は泉ではなく神木の内側にあるエネルギー体が目的で、神木に住むポケモンたちを犠牲にしてでも木を手に入れると言う博士に、研究者仲間たちもドン引きし始めます。
脱出してきたサトシやココに、ココの実の両親が研究を凍結したこと、亡くなった時のことを独白するシーンがあるんですが、R団も同じころにラボで博士の部屋を漁り、博士の残した記録を見ます。ココの実の両親が今わの際に息子をカプセルに入れて逃がすシーンでやばい…人の命を救うための研究なのに、そのために人の命が奪われる結果になってるという…しかし多面的に、これでもかと言うほど、博士がこの行動に至った説明がなされているんですよね…やっぱりポケ映画の悪役はこうやって自分の目的とか行動理念とか思想とか、ベラベラ喋ってくれなきゃな!!!!!(つい最近見たぼるまぎ映画の悪役を根に持っている)
てか、重機操縦してた人もちょっと引いてたっぽいけど大丈夫なんか?と思ったら当然のように操縦士叩き落して重機乗っ取っていて、うーーーーん!!!!やはりこうでなくては!!!!!というシーンがめっちゃ多い。大変いい悪役だ…山ちゃんの演技がまた良い…悪役いつ振りなんだろうな…長らく見てないな~という気はするんですけど…

手傷を負ったとうちゃんを連れて、神木の群れのところに戻って状況を報告すると、ザルードたちは重機を止める為、とうちゃんザルードが止めるのも聞かず、皆で重機へと向かい、そしてサトシとココたちも走り出します。
傷で満足に動けないとうちゃんは、ココを失いたくないと言って止めようとしますが、ココは自分もそうだからと言って戦いに赴きました。
ワシボンを助けたときの、自分より強くて勝てない相手が現れたら、何があってもお前を守るだろうな、と言った時のことを思い出すとうちゃんザルード、どうしたらココを守れるか必死に考える姿が健気すぎる…。
とうちゃんが下した決断は、重機の破壊から逃げてきて、とはいえザルードを恐れているために共に戦うことも出来ずに隠れている森のポケモンたちに、共に戦ってほしいと頼みに行くことでした。
ハァッ…クチチャン…ハァ…ハァ…(動悸)(息切れ)
ボロボロの体で、ココの「友達」に呼びかけるとうちゃん…「俺はあいつの父親だからよ、あいつを助けたいんだ」っていう台詞とか、ココが言っていた、フライゴンやテッカニンやモンメンへの言葉を一語一句違わず話すの…もうね 泣くよね…初回泣いたのに二回目でも同じとこで泣いたの、涙腺雑魚すぎる…

その後、苦戦するサトシやココ、ザルードたちの元に、森のポケモンたちを連れてきたとうちゃん。ここからはポケモンたちの連携や、それぞれの持ち味を生かした戦い方が、すごく見ごたえがあるシーン続きでした…!
しかしとうちゃんは戦いの中でココを庇って、深い傷を負ってしまい、泉に連れていけ!そいつを死なせるなよ!とザルードたちが言うのもグッと来ましたね。
けれどもアンカーを打ち込まれて真水が流れ込んだために、泉は効力が薄まってしまい、とうちゃんの傷は治らず、とうちゃんは過去にココと話していた時のことを振り返りながら、「親になるっていうのは、自分より大切なものが出来るってことだったんだ。俺は、もう親だったんだ」と思いながら目を閉じます。
ココはとうちゃんの傷を治そうと、とうちゃんの使っていた治癒の技でとうちゃんを治そうとします。長老に「お前は人間なんだ、技は使えない」と言われても、「俺はとうちゃんの子なんだ、俺にだって出来る、いや俺にしか出来ないことだ!」と言って、傷に手を当てて願い続けるココ…こんなん泣くに決まってるやろお前…
そしてその懸命な願いに、森が答えてくれた…ってことなんですよね…

サトシたちはと言えば、研究員さんたちが教えてくれたメカの背面にある弱点を狙うものの、単体では上手く狙えずにいました。すると、そこにいるポケモンたち全員でピカチュウをそこまで運んでいく!と、全員で連携プレーすることに。色んなポケモンたちがピカチュウを乗せたり投げたりキャッチしたり抱えたりしながら、全員の力で繋げていくのがめちゃくちゃ良かった……これは二回目で気づいたんですけど、吹っ飛ばされたフライゴンを受け止めてたのが、喧嘩相手だったゴロンダなの、めっちゃテンションあがりましたね。
かくして連携プレーの末、メカを停止させたサトシたちですが、博士は操縦席に…いませんね☆
ここまで来て往生際悪く逃げだすところ、良悪役ポイントが高い(良悪役ポイントとは)

逃げる博士と取っ組み合い、結果的に濁流に飛び込もうとした博士を紐で捕らえたココ。攻撃しようとしていたというより、死なせないようにしてたのかなとも思いましたね。
その後、森を元に戻そうと、人間とポケモンが協力し合って木を植えるシーンになります。
クチチャン…穴掘るの手伝ってる…可愛い…
そして自分たち以外の存在を拒んで来たザルードも、彼らと協力し、その力を使って木々を成長させます。誰も想像できなかっただろうと長老が言う通り、物語の最初の時点とはまるで違う森の姿がそこにありました。

サトシが再びに旅に戻る時、とうちゃんはココと共にザルードの群れに戻ろうと言いますが、ココは自分も旅に出る、と言い出し、それに反対するもココに根負けしたように「勝手にしろ」とそっぽを向くとうちゃん。まあ…わざとだろうな…って感じはしつつ、仲間と一緒にココを送り出すとうちゃん…直前に、赤ちゃんのココと二人で見た花火を思い出して、神木から吹き上がる水で花火に似たものをあげるのも良い演出すぎてな…泣いちゃってとうちゃんに頭撫でられるホシガリスが愛おしすぎる。

最終、捕まる博士のニュースで匿名で映像流したとか言ってるとこにR団がいるの、ほんと君ら良い仕事するよね…となるし、サトシがママに電話してなんかママの顔見たくなっちゃって…って言うの微笑ましい…とうちゃんが自分の作った畑に森のポケモンたちを呼んだところで満を持して現れる桃セレちゃんと、一緒に飛び回るとうちゃんのシーンでラストシーン!エンディング曲がまた素敵で…というか全体的にすっごく曲がよかった!!


てことでここからは軽い考察なんですけども、


セレビィが出てくるけど、平和な時代にしか現れない象徴とされていて、時渡り関連の話ではないんですよねこれ。
町長が言っていた、セレビィが現れなくなった森にはタマゴが残されていることがあるって話、結局全然回収されなかったけど、とうちゃんザルードが「自分も親がいないから、赤ちゃんのココを放っておけなかった」みたいな話をしていた時、「自分がどう生まれたのかも分からない」と言っていたので、そのセレビィが残したタマゴから生まれたのがとうちゃんザルードだった…とかかな…と。長老はとうちゃんが来る少し前から、セレビィは姿を見せなくなったと言っていた気がするので…。
とうちゃんのスカーフ、251っていう番号だけはずっと見えてたけど、これセレビィの図鑑ナンバーだなあって思っていたら、柄もセレビィなの見て「おお!」となりました。セレビィの伝承がある森で、治癒の泉の色がピンクだから、ああいうデザインなんだろうな~と思ったり。

ザルードたちの歌は、本来は森のポケモンたちとの調和を示すものだったけど、それが段々失われていったことで平和が失われ、セレビィはそれを取り戻すためにザルードのタマゴを置いて行った…?
長老の「日はお前だったのか」って台詞、初回見たときは急に出てきた感じもあったけど、そもそもとうちゃんがセレビィから遣わされた存在だったからと考えると納得できるっていうか、赤ちゃんのココの元に導いたのも、セレビィか、それに由来する力だったんですよねきっと…
セレビィが願っていたのも人とポケモンの調和で、とうちゃんザルードはそのためのキーとして残していった希望みたいなものだったのかなあ…って…そう思って考えると、題名になっているのはココであっても、とうちゃんザルードもまた他と違う理由が明確になってくる感じがしていいですね…。

やっぱり二回見ると色々発見があるし気付けたこともあるし(二回目)やっぱ面白い…
あと本当に、心温まる話で良かった…今度は夏の時期にDVDで鑑賞もしたいですね!!



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